施工管理技術職 松井 克樹

土木部 土木課/土木科卒/2018年入社


現在は橋梁補修工事の現場に携わり、安全・品質・工程管理を中心に日々業務に取り組んでいます。
これまでの現場経験を通じて、社会インフラを支える仕事の責任とやりがいを強く感じるようになりました。
また、最近は育児休暇を取得し、仕事と家庭の両立について改めて考える機会にもなりました。
現在は、さらなる技術力向上を目指し、1級施工管理技士の資格取得に向けて勉強に励んでいます。
今後も現場での経験を大切にしながら、周囲から信頼される技術者を目指していきたいと考えています。

ここからは育児休暇を取得した松井さんへインタビューです

2400gと低体重で生まれてきたため退院1 日前まで保育器に入っていました。
そのため妻も入院中に触れ合って世話をする時間もあまり無い状態での退院となったので
当時は不安でいっぱいでした。

赤ちゃんは約3時間おきに目を覚ますため、私たちも同じように3時間ごとに起きて、寝かしつけをしてから再び眠る生活を送っていました。そのため、十分に眠れる日が少なく、ほぼ毎日朝10時前まで寝ていることが多かったです。
昼食後は、比較的暖かい日中のうちにお風呂に入れ、夕方まで寝かせるというリズムで過ごしていました。
また、夜間はミルクでの授乳が必要なこともあり、寒い時間帯にお湯を沸かして準備するのが大変でした。

家事を自分が率先して行うことで、妻の負担を少しでも軽減できたことは良かったと感じています。
食事についても、体調面に配慮しながら献立を考え、できる範囲でサポートしました。
初めての子育てで右も左も分からない中でしたが、少しでも妻の心の支えになれたことは大きな経験です。
インフルエンザなどの感染症が流行する時期でもあり、家の中でできることを中心に子育てに向き合いました。

子どもを寝かしつけたあと、夫婦で映画を見ながら餃子を作った時間が、特に心に残っています。
慌ただしい毎日の中でも、家族として穏やかな時間を持てたことが印象的でした。
また、両家の祖父母に子どもを見せに行くと、とても可愛がってくれて、「実家に置いていってもいいよ」と言われるほどでした(笑)。
改めて、孫という存在が家族を笑顔にする大きな力を持っているのだと感じました。

育休を経験したことで、仕事と家庭のバランスについて改めて考えるようになりました。
育休明けは妻が一人で育児をする時間も多いため、できるだけ早く帰宅し、家事や育児を手伝いたいと考えています。
私生活に大きな変化はありませんが、日曜日に1週間分のお弁当のおかずを作り置きするなど、日常の中で家庭を支える工夫を続けています。

「男性が育休を取って家にいても、何ができるのか」と感じる方もまだいるかもしれません。
しかし実際には、育児に限らず、料理や洗濯などの家事を率先して行うことで、妻の負担を確実に軽減することができます。私も育児とあわせて、日常の家事に積極的に取り組むことを心がけてきました。
家庭環境はそれぞれ異なりますが、どの家庭でも「できること」は必ずあります。ぜひ一歩踏み出して、家族を支える時間を大切にしてほしいと思います。

入院中は子どもが保育器に入っており、母子同室ができなかったため、日々の様子が分からず不安もありました。
そんな中で夫が育休を取ってくれたことで、子どもと1日をどう過ごせばよいのかが少しずつ分かるようになり、とても心強く感じました。
現在は夫がいない時間帯もありますが、育休中に一緒に経験を積めたおかげで、なんとか一人で育児をこなせています。
育休中は、授乳の仕方や沐浴、オムツ交換など、慣れないことばかりでしたが、夫と二人で手探りしながら取り組みました。夜泣きの際も、寒い中起きてオムツ交換をしてくれるなど、積極的に関わってくれたことが印象に残っています。
育休明けも、翌日に仕事がある中で、変わらず献身的にサポートしてくれており、とても感謝しています。

じんべい

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